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表象のヴェネツィア 詩と美と悪魔

出版社名 春風社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-86110-329-2
4-86110-329-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 385,12P 20cm

商品内容

要旨

バイロンの詩、ヴィスコンティの映画、オッフェンバックの歌劇、ホイッスラーの風景画など、ヴェネツィアという窓から見えてくるヨーロッパ文化の風景。

目次

カナレットと逃げ出す芸術家たち
バイロンと「ためいきの橋」の出現
『マリーノ・フェリエーロ』と『ヴェネツィアの一夜』の貴族政批判
『夏の嵐』と『ヴェニスに死す』のなかの魔界
『ホフマン物語』―悪魔と鏡
レニエ『顔合わせ』と鏡の照応
L.P.ハートレー―異文化と罰
『旅情』のなかの異文化
ホイッスラーと裏町の詩情
“死の町”ヴェネツィア―「死の潟」と“ゴンドラ=棺”
ヴェネツィア表象史とディエーゴ・ヴァレーリ

出版社
商品紹介

18世紀末の共和国消滅以降、ヴェネツィアはどのように描かれてきたのか。バイロンやホイッスラー等を通して読むヨーロッパ文化史。

著者紹介

鳥越 輝昭 (トリゴエ テルアキ)  
1950年岡山県生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。上智大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻:比較文学、比較文化史。現在:神奈川大学外国語学部教授・大学院外国語学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)