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人生の救い 車谷長吉の人生相談

朝日文庫 く22−2

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-02-264693-4
4-02-264693-4
税込価格 660円
頁数・縦 201P 15cm

商品内容

要旨

新聞連載時より話題沸騰!“最後の文士”にして“反時代的毒虫”たる著者が、老若男女からの投稿による身の上相談に答える。妻子ある教師の「教え子の女子高生が恋しい」、主婦の「義父母を看取るのが苦しい」…これら切実な問いに著者が突きつける回答とは。

目次

運、不運で人生が決まるの?(大学4年生22歳)
車谷先生でも夫婦仲がいいのに(会社員男性50代)
教え子の女生徒が恋しいんです(男性高校教師40代)
心配に取りつかれています(無職女性80代)
ケチで、みみっちい夫に幻滅(共稼ぎ主婦37歳)
人の不幸を望んでしまいます(主婦46歳)
義父母の同じ自慢話にうんざり(主婦30代)
40年連れ添った妻の浮気で(無職男性66歳)
憎しみを癒やしたいのです(主婦40代)
健康な人に嫉妬してしまいます(女性30代)〔ほか〕

おすすめコメント

新聞連載時より話題沸騰! 最後の文士≠ノして私小説家の鬼≠スる著者が、投稿による身の上相談に答える。妻子ある教師の「教え子の女子高生が恋しい」、主婦の「義父母を看取るのが苦しい」……この問いに著者が突きつける凄絶苛烈な回答とは?

著者紹介

車谷 長吉 (クルマタニ チョウキツ)  
1945年兵庫県生まれ。作家。慶応義塾大学文学部独文科卒業。広告代理店、総会屋下働き、下足番、料理人などを経て作家になる。93年『鹽壷の匙』で芸術選奨文部大臣新人賞、三島由紀夫賞、97年『漂流物』で平林たい子文学賞、98年『赤目四十八瀧心中未遂』で直木賞、2001年「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)