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八重と会津落城

PHP新書 837

出版社名 PHP研究所
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-569-80909-0
4-569-80909-X
税込価格 836円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

夫・新島襄から「ハンサムウーマン」といわれた八重の原点は会津にあった―。凄まじいほどの団結力を発揮し、薩長政府軍を相手に、死闘を演じた会津藩。不安と混乱のなかで、会津の女性たちがとった行動には、現代人の心を打つものがある。主君・松平容保の義姉・照姫を中心に数百人もの女性が篭城し、一糸乱れぬ戦闘を続け、特に八重は最新式のスペンサー銃で、土佐兵に壊滅的打撃を与えた。炊事、洗濯、看護、弾薬製造など多方面で藩を支えた女性たち。会津で懸命に生きた若き日の八重らを追う。

目次

第1章 八重の家族
第2章 動乱の京都
第3章 幕末てんやわんや
第4章 奥羽鎮撫総督府
第5章 白河は奥羽の咽喉
第6章 空白の三ヶ月
第7章 母成峠敗れる
第8章 会津城下の戦い
第9章 もはや勝利なし
終章 八重の回想

おすすめコメント

兄・覚馬を師と仰ぎ、会津藩の武士道のなかで、たくましく力強い女性に育った山本八重。生涯自分の可能性に挑み続けた力の源をたどる。

著者紹介

星 亮一 (ホシ リョウイチ)  
1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒業。日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て独立、歴史作家の道を歩む。東北史学会会員、日本文芸家協会会員。『奥羽越列藩同盟』(中央公論社)で第19回福島民報出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)