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霊柩車の誕生

増補新版

朝日文庫 い45−3

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-02-261747-7
4-02-261747-0
税込価格 792円
頁数・縦 286P 15cm

商品内容

要旨

あの独特なデザインの「宮型霊柩車」はどのような経緯で誕生し、全国に広まったのか。明治から現代まで、葬送風俗の変遷を解明する唯一の書。増補にあたり、近年、急速に「宮型」が路上から姿を消し、アメリカ風の霊柩車が主流となった背景にも迫る。

目次

1 キッチュの意匠(宮型霊柩車
四つのローカル・カラー ほか)
2 明治時代の葬送(「おともらいかせぎ」
座棺から寝棺へ ほか)
3 霊柩車の誕生(すたれる葬列
路上からの追放 ほか)
4 霊柩車についての断章(迷信と霊柩車
交通制度のアウトサイダー ほか)
5 消えゆく「宮型」―文庫化にあたっての補筆(偽装する霊柩車
より小さく、こぢんまりと ほか)

おすすめコメント

あの独特なデザインの「宮型霊柩車」がどのような経緯で誕生し、全国に広まったのか。明治から現代までの葬送の変遷を解明した唯一の書。文庫化にあたり、急速に宮型霊柩車が路上から姿を消し、洋型霊柩車が主流となった背景にも迫る。

著者紹介

井上 章一 (イノウエ ショウイチ)  
1955年京都府生まれ。国際日本文化研究センター教授。京都大学大学院修士課程修了。建築史・意匠論から風俗史まで幅広く、独特の視点で日本文化を考察する。著書に『つくられた桂離宮神話』(サントリー学芸賞)、『南蛮幻想』(芸術選奨文部大臣賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)