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吉田神道の四百年 神と葵の近世史

講談社選書メチエ 542

出版社名 講談社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-06-258545-3
4-06-258545-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 227P 19cm

商品内容

要旨

徳川家康のブレーンとして名高い金地院崇伝曰く、「神ならば吉田存ずべき儀」。幕府の権力が直接及ばない「神」の領域を、「吉田の神主」たちは、いかにして手中に収めていたのか。近世史の一断面として、神祗管領長上吉田家の盛衰を見通す。秀吉も、義満も、徳川将軍たちも頼った「神使い」、その盛衰を描く歴史学。

目次

序 天下人と天上の神
第1部 神使い(吉田山斎場所―本朝無双のパワースポット
神祗管領長上―神道界のリーダー
宗源宣旨と鎮礼―神々を従わせるマジカル・ドキュメント
亡魂祭祀―神様のクリエイター)
第2部 零落と再興(神になった天下人たち
是非に及ばず
上下喜悦)
第3部 鍍金と正金(黄金の日々
立ちこめる暗雲
剥がれゆく鍍金)
結 神と葵

出版社
商品紹介

徳川将軍も頼りにした「神つかい」吉田神道。「吾国開闢以来唯一神道是也」と謳い、全国の神社を支配下に収めた彼らの盛衰を描く。

おすすめコメント

徳川将軍も頼りにした「神つかい」吉田神道。「吾国開闢以来唯一神道是也」と謳い、全国の神社を支配下に収めた彼らの、盛衰を描く

著者紹介

井上 智勝 (イノウエ トモカツ)  
1967年生まれ。京都市出身。立命館大学文学部史学科卒業。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在、埼玉大学教養学部准教授。専攻は、日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)