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ジャッジメントイノベーション 意思決定メカニズムの改革が企業を変える

出版社名 ダイヤモンド・ビジネス企画
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-478-08333-8
4-478-08333-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 270P 20cm

商品内容

要旨

経営企画部のアウトソースによる究極の経営手法。「自前主義」の経営から脱却し、複雑化・高度化する経営課題に立ち向かえ。

目次

第1章 「失われた二〇年」から「失われた三〇年」へ―日本経済が抱える課題の本質とは?(カネボウ、ダイエーの再生で浮き彫りとなった日本の課題
なぜ日本の産業構造転換は遅れたのか?
なぜ日本企業は低収益体質を克服できないのか?)
第2章 自前主義のマネジメントこそが構造転換の障壁―日本企業の抱える課題と対応策とは?(「日本型マネジメント」は限界に達している
複雑化するマネジメントの実態とは?
リストラだけの収益改善策では行き詰まる
「経営企画部」だけでは解決できない問題がある)
第3章 リスクを織り込んで攻めの経営をするには?―混合的意思決定が求められている(従来の意思決定メカニズムの課題とは?
「混合的意思決定」が求められている
ハイブリット(複合)型コンサルティング・ファームの特徴)
第4章 ケーススタディで見る意思決定のあり方―事業再生を成功に導くヒント(“製造業”カネボウの事業再生
“流通業”ダイエーの事業再生
“地方コングロマリット”A社の事業再生
“消費者金融業”B社の事業再生
“流通業”C社の事業再生
“製造業”D社事業再生)
第5章 日本企業の再生と発展のための提言―外部コンサルティングのメリットとは?(総合的ビジネスジャッジのすすめ
業務効率化のアウトソースから経営企画のアウトソースへ)

おすすめコメント

従来型収益改善策での経営改革は難しい? そう警鐘を鳴らすのは、産業再生機構にてダイエー・カネボウなどの事業再生に携わった大西正一郎・松岡真宏の両名だ。 複雑化・高度化する経営環境の中、プロパーの経営企画部による中央集権的意見集約は限界にきている。 本書は意思決定メカニズムの在り方を類別し、事例を交えて新たな経営判断の導き方を説く経営者必携の一冊だ。

著者紹介

大西 正一郎 (オオニシ ショウイチロウ)  
早稲田大学法学部卒業。1992年に東京弁護士会弁護士登録。奥野総合法律事務所に勤務。1997年にパートナー弁護士に就任。2003年に産業再生機構に入社し、マネージング・ディレクター就任。2007年にフロンティア・マネジメントを設立し、代表取締役に就任
松岡 真宏 (マツオカ マサヒロ)  
東京大学経済学部卒業。野村総合研究所、バークレイズ証券会社を経て、1997年に現在のUBS証券会社に入社。1999年に株式調査部長兼マネージング・ディレクターに就任。2003年に産業再生機構に入社し、マネージング・ディレクターに就任。2007年にフロンティア・マネジメントを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)