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闇の奥

文春文庫 つ8−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-16-731611-2
4-16-731611-0
税込価格 692円
頁数・縦 336P 16cm

商品内容

要旨

太平洋戦争末期、北ボルネオで、気鋭の民族学者・三上隆が忽然と姿を消した。彼はジャングルの奥地に隠れ住む矮人族(ネグリト)を追っていたという。三上の生存を信じる捜索隊は、ジャングルの奥地で妖しい世界に迷い込む―。ジョセフ・コンラッド『闇の奥』に着想を得、その思想を更に発展させた意欲作。2011年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

おすすめコメント

太平洋戦争末期に、北ボルネオで姿を消した民族学者・三上隆。彼の生存を信じる捜索隊は、ジャングルの奥地で妖しい世界に迷い込む。

著者紹介

辻原 登 (ツジハラ ノボル)  
1945年(昭和20)年和歌山県生まれ。90年「村の名前」で第103回芥川賞受賞。99年「翔べ麒麟」で第50回読売文学賞、2000年「遊動亭円木」で第36回谷崎潤一郎賞、05年「枯葉の中の青い炎」で第31回川端康成文学賞、06年「花はさくら木」で第33回大佛次郎賞、10年「許されざる者」で第51回毎日芸術賞、11年「闇の奥」で芸術選奨文部科学大臣賞、12年「韃靼の馬」で第15回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)