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ワイドレンズ イノベーションを成功に導くエコシステム戦略

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-492-50245-7
4-492-50245-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 236,15P 20cm

商品内容

要旨

革新的なはずの製品やサービスがなぜ成功しないのか?スマートフォン、電子書籍、電気自動車などの最新のトピックを取り上げながら、エコシステム(生態系)全体でビジネスを捉えるための手法を紹介。

目次

第1部 エコシステムの全体像を捉えるワイドレンズ(すべて正しいことをしたのに、なぜ失敗するのか
コーイノーベーション・リスク―イノベーションを自分だけで起こせない場合の本当の成功確率
アダプションチェーン・リスク―エンドユーザー以外の顧客とは誰か)
第2部 エコシステム内のポジションを決める(エコシステムの全体像づくり―すべてのパートナーとその場所を明確にする
役割と関係―イノベーション・エコシステムのリーダーになるか、フォロワーになるか
適切な場所、適切なタイミング―先行者が勝つとは限らない)
第3部 ゲームに勝つ(ゲームを変える―エコシステムを自分に有利な形に再構築する
成功のための順序づけ―連続するゲームに勝ち続ける
成功確率を上げるために)

出版社
商品紹介

なぜ優れたイノベーションが成功しないのか?商品・サービスを取り巻く全体を捉える必要性を紹介した欧米で話題の経営書。

おすすめコメント

全米のMBAプログラムで必読文献イノベーション論に“イノベーション”を起こす!なぜ多くの企業の革新的な製品やサービスが成功につながらないのか? 顧客ニーズを踏まえ、素晴らしい商品を開発し、競合に圧倒的差をつけたはずなのに。その理由は、「自社のイノベーション」に集中するあまり、成功のカギとなる商品を取り巻く「生態系(イノベーション・エコシステム)」を無視していることにある。本書では、エコシステム全体を見るためのツール=「ワイドレンス」を紹介し、企業の事例を紹介しながらイノベーションと成功とのギャップを明らかにし、企業が「死角」に陥らずに成功に導いていくための方法を探っていく。登場する事例は、電子書籍をめぐるソニーとアマゾン、日産の電気自動車、iPodといPhone、3G携帯電話など。推薦者はジム・コリンズ、ジェフリー・イメルト、ジェフリー・ムーア、クレイトン・クリステンセンなどの錚々たる面々。本書のベースとなった『ハーバード・ビジネス・レビュー』の論文は全米のMBAプログラムで必読文献とされている。米国の気鋭の経営学者によるイノベーション論のイノベーション。

著者紹介

アドナー,ロン (アドナー,ロン)   Adner,Ron
ダートマス大学エイモス・タックビジネススクール教授。1993年クーパーユニオン大学工学部卒業。1998年ペンシルベニア大学ウォートンスクールにてPh.D.取得。INSEAD(欧州経営大学院)准教授などを経て、2008年より現職。MBA学生から圧倒的な支持を受け、INSEAD(5回)、タック(1回)のベストティーチャー賞を受賞。Management Scienceの副編集長、Academy of Management Review,Strategic Organization,Strategic Management Journalの編集委員を務める
清水 勝彦 (シミズ カツヒコ)  
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授。1986年東京大学法学部卒業、1994年ダートマス大学エイモス・タックビジネススクール経営学修士(MBA)、2000年テキサスA&M大学にてPh.D.取得。コーポレイトディレクション、テキサス大学サンアントニオ校准教授(テニュア取得)を経て、2010年より現職。Academy of Management Journal,Strategic Management Journal,Journal of Management Studies,Journal of International Managementの編集委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)