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老荘思想の心理学

新潮新書 509

出版社名 新潮社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-10-610509-8
4-10-610509-8
税込価格 748円
頁数・縦 182P 18cm

商品内容

要旨

上善は水の若し、杞憂、足るを知る、無用の用…老子や荘子に代表される道家思想は二千年以上もの間、人々に豊かな人生を示し、不透明な時代の指針となってきた。とはいえ現代人には理解が難しいところがあるのも事実である。もっと現代人にとって「使い勝手」のよいものにできないか。そう考え、心理学という補助線を引いてみたところ、驚くほど新鮮に道家思想が蘇った。悩める現代人に捧げる道家入門。

目次

第1章 理解と誤解の裏に何があるか
第2章 どうすれば価値を見極められるか
第3章 何が自然で何が不自然か
第4章 注意という心的資源をどう使うべきか
第5章 なぜ忘れる能力は必要か
第6章 どうすれば欲望から解放されるか
第7章 何を判断の基準とすべきか
第8章 夢と現とはどんな関係にあるか

著者紹介

叢 小榕 (ソウ ショウヨウ)  
1954(昭和29)年中国生まれ。作家、いわき明星大学人文学部現代社会学科教授。北京師範大学卒業、北京中央財政経済大学助教。85年来日、東京大学大学院、中央大学大学院などに留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)