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善意で貧困はなくせるのか? 貧乏人の行動経済学

出版社名 みすず書房
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-622-07726-8
4-622-07726-4
税込価格 3,630円
頁数・縦 324,16P 20cm

商品内容

要旨

“社会実験”+“行動経済学”が世界を救う。イェール大学教授と現場のリサーチャーが最前線のフィールド研究から教えてくれる貧困削減のためのアイデアが満載。

目次

第1章 はじめに―僧侶と魚
第2章 貧困と闘う―何をどうするのか
第3章 買う―セーフティネットがある世帯を倍に増やす
第4章 お金を借りる―タクシーの運転手はどうしてローンを借りなかったか
第5章 幸せを求める―もっと楽しいことがある
第6章 力を合わせる―集団の欠点はどうする?
第7章 貯める―楽しくない選択肢
第8章 耕す―ゼロから何かを作りだす
第9章 学ぶ―大事なのは学校に来させること
第10章 健康を保つ―足の骨折から寄生虫まで
第11章 男と女のこと―裸の真実
第12章 寄付をする―結論

出版社
商品紹介

行動経済学とフィールド実験を結びつけ、貧困削減の手立てを根本から変える研究成果がここにある。〈新しい経済学〉のいまを紹介。

著者紹介

カーラン,ディーン (カーラン,ディーン)   Karlan,Dean
イェール大学経済学教授、マサチューセッツ工科大学(MIT)のアブドゥル・ラティフ・ジャミール貧困アクション研究所のリサーチ・フェロー。非営利組織イノベーションズ・フォー・ポバティー・アクション(IPA)の創設者でもあり、貧困削減に向けた解決策の開発・評価を行っている。行動経済学を用いてダイエットなどの目標達成を後押しするサイトstickK.comの共同創設者でもある
アペル,ジェイコブ (アペル,ジェイコブ)   Appel,Jacob
IPAのフィールド・リサーチャー。コロンビア大学で数学を学んだ後、南米、アフリカ、アジアにおけるIPAなどの開発組織の拠点で研究を続けている
清川 幸美 (キヨカワ ユキミ)  
翻訳家
澤田 康幸 (サワダ ヤスユキ)  
東京大学大学院経済学研究科教授。開発経済学専攻。スタンフォード大学客員教授、BRAC・バングラデシュ開発研究所(BIDS)・JICA研究所の客員研究員等を歴任。アジア、アフリカで社会実験に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)