• 本

バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌

出版社名 幻冬舎
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-344-02330-7
4-344-02330-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 294P 19cm
シリーズ名 バウルを探して

商品内容

文学賞情報

2014年 第33回 新田次郎文学賞受賞

要旨

18世紀終わりに生を享けた伝説の男ラロン・フォキル。彼が作った千以上の“バウルの歌”は、譜面に遺されることなく、脈々と口頭伝承され、今日もベンガル地方のどこかで誰かが口ずさむ。教えが暗号のように隠された詩は、何のために、数百年もの間、彼の地で歌い継がれているのか。アジア最貧国バングラデシュに飛び込み、追いかけた12日間の濃密な旅の記録。

目次

第1章 はじまりの糸
第2章 バラバラの船と映画監督
第3章 聖地行きの列車
第4章 二人のグル
第5章 タゴールとラロン、自由への闘争
第6章 メラという静かな狂乱
第7章 「知らない鳥」の秘密
最終章 ガンジスの祭宴

著者紹介

川内 有緒 (カワウチ アリオ)  
日本大学藝術学部卒、ジョージタウン大学にて修士号を取得。コンサルティング会社やシンクタンクに勤務し、中南米地域の研究を行う。その合間に少数民族や辺境の地を訪ねた旅の記録を雑誌に発表。2004年に渡仏し、パリの国際機関に勤務した後、フリーランスに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)