二十世紀論
文春新書 899
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2013年2月 |
ISBNコード |
978-4-16-660899-7
(4-16-660899-1) |
税込価格 | 825円 |
頁数・縦 | 227P 18cm |
商品内容
要旨 |
二十世紀とは総力戦の時代。戦争への大衆動員のため社会保障やインフラが整備された二十世紀。戦後も形を変えながら基本的には同じ体制が日常生活を規定してきた。キーとなる人物・エピソードに焦点を当てながら博覧強記の論客が二十世紀の本質を描ききる。 |
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目次 |
第1章 総力戦の世紀―ロイド・ジョージ、永田鉄山、石原莞爾 |
出版社・メーカーコメント
稀代の論客による、最も遠大で明快な20世紀論です。20世紀の本質を捉えずには、21世紀の展望は開けてきません。福田和也さんによれば、戦争への国民動員のため社会保障やインフラが整備され、その延長で戦後も繁栄を極め、総力戦体制が日常生活をも規定してきたのが20世紀です。論の対象は、軍事戦略論からライフスタイル、ポップカルチャーまで広汎に及びます。博覧強記の著者が、確かな歴史の素養にもとづいて、キーとなる人物と出来事に焦点を当て、いま終焉しつつある一時代を振り返ります。(NY)