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集合知とは何か ネット時代の「知」のゆくえ

中公新書 2203

出版社名 中央公論新社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-12-102203-5
4-12-102203-3
税込価格 902円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

インターネットの普及以来、アカデミズムの中核を成してきた専門知が凋落する中で、集合知が注目を集めている。このネット上に出現した多数のアマチュアによる知の集積は、いかなる可能性をもち、社会をどのように変えようとしているのか。基礎情報学を中軸に据え、哲学からサイバネティクス、脳科学まで脱領域的に横断しつつ、二一世紀の知のあり方を問い、情報社会の近未来をダイナミックに展望する。

目次

第1章 ネット集合知への期待
第2章 個人と社会が学ぶ
第3章 主観知から出発しよう
第4章 システム環境ハイブリッドSEHSとは
第5章 望ましい集合知をもとめて
第6章 人間=機械複合系のつくる知

著者紹介

西垣 通 (ニシガキ トオル)  
1948年東京都生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所に入社。コンピュータ・ソフトの研究開発に携わる。その間、スタンフォード大学で客員研究員。その後、明治大学などを経て、東京大学大学院情報学環教授。工学博士。専攻は情報学・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)