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永山則夫 封印された鑑定記録

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-00-024169-4
4-00-024169-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 349P 20cm

商品内容

要旨

日本社会を震撼させた連続射殺事件の犯人、永山則夫。生前、彼がすべてを語り尽くした膨大な録音テープの存在が明らかになった。一〇〇時間を超える独白から浮かび上がる、犯罪へと向かう心の軌跡。これまで「貧困が生み出した悲劇」といわれてきた事件の、隠された真実に迫る。

目次

序章 事件
第1章 語らぬ少年
第2章 医師の覚悟
第3章 家族の秘密
第4章 母と息子
第5章 兄と弟
第6章 絶望の果て
第7章 別離
終章 二枚の写真

著者紹介

堀川 惠子 (ホリカワ ケイコ)  
1969年広島県生まれ。ジャーナリスト。フリーのドキュメンタリーディレクターとして番組制作に取り組むとともに、ノンフィクション作品を発表。『死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの』(日本評論社、2009年)で、第32回講談社ノンフィクション賞を受賞。『裁かれた命―死刑囚から届いた手紙』(講談社、2011年)で第10回新潮ドキュメント賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)