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四月七日の桜 戦艦「大和」と伊藤整一の最期

出版社名 講談社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-06-218327-7
4-06-218327-7
税込価格 1,870円
頁数・縦 301P 20cm

商品内容

要旨

開戦を疑い、特攻に反対した海軍大将は、最後に多くの若い命を救い、沖縄へ向かった。司令長官として「大和」とともに沈んだ父、沖縄へ出撃した特攻機で散った息子、二人を追うように娘を残して逝った母。伊藤が植えた桜は、今もその命日を忘れない。

目次

第1章 若い命を救った長官の決断
第2章 有明海が育んだ偉丈夫
第3章 士官として父として
第4章 山本五十六が信頼する軍令部次長
第5章 敗戦責任そして戦艦「大和」へ
第6章 だしぬけの海上特攻命令
第7章 伊藤司令長官の死
第8章 神風特攻・叡の戦死
第9章 戦死を信じられなかった母
第10章 校長室の戦艦「大和」

出版社
商品紹介

戦艦「大和」と共に沈んだ海軍大将の尽きない家族愛。門外不出の資料により毎日出版文化賞・講談社ノンフィクション賞受賞作家が描く。

著者紹介

中田 整一 (ナカタ セイイチ)  
ノンフィクション作家。1941年熊本県出身。66年NHK入局。プロデューサーとして、現代史を中心としたドキュメンタリー番組の制作にたずさわる。文化庁芸術祭優秀作品賞、日本新聞協会賞など受賞多数。退局後、大正大学教授を経て、執筆に専念。主な著書に、毎日出版文化賞と吉田茂賞を受賞した『満州国皇帝の秘録―ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎』(幻戯書房、2005年)、講談社ノンフィクション賞を受賞した『トレイシー―日本兵捕虜秘密尋問所』(講談社、10年)、『戦場の聴診器』(幻戯書房、08)年など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)