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ローマ帝国と地中海文明を歩く

出版社名 講談社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-06-217695-8
4-06-217695-5
税込価格 2,860円
頁数・縦 415P 20cm

商品内容

要旨

世界遺産など21ヵ所を踏査。西洋史家が説き明かす古代の魅力。北はスコットランドから南はエジプトまで、ヨーロッパと地中海世界を包み込んだローマ帝国。その栄華の跡と名所を21人の学究が探査、撮影して興味深く解説。

目次

チルコ=マッシモ―戦車競走の興奮とファシズムの記憶
マルクス=アウレリウス帝騎馬像―古代都市ローマにただ一体残された大騎馬像
オスティアとポルトゥス―首都ローマを支えた双子の港湾都市
ポンペイ―ヴィーナスの街
シチリア―ギリシア伝来、劇場文化の花咲く島
ミラノ―ケルト、ローマ、そしてキリスト教
トリーア―皇帝たちの都、北のローマ
リヨンと北辺の町々―都市の華やぎ、支える商人
南仏ミヨーのラ=グローフザンク遺跡―ローマ世界第一の陶工集落
アンダルシア遺跡紀行―地中海の息吹と都市文明の恩恵
エディンバラ―スコットランドにおけるローマ帝国
アテネ―路線バスで古代を巡る
オリンピア―「オリンピック発祥の地」を超えて
サモトラケ―マケドニアとローマの野望
ゴルテュンとクノッソス―ポリスから属州の都、コロニアへ
ディデュマ―神の声を聞く地、聞かせる地
アンティオキア―忘れられた都市を探して
キプロス―ヒューラーテースと呼ばれた神
バビロン―天空を仰ぎ見る学知の都市
ルクソール神殿―引き継がれる聖性
ドゥッガ―カパイトリウムのある町で

出版社
商品紹介

地中海文明の魅力を、著者が自ら現地を訪ね、撮影した写真を駆使して解説。ローマ帝国と地中海世界を深く知るために必携の知的ガイド。

著者紹介

本村 凌二 (モトムラ リョウジ)  
1947年熊本県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。博士(文学)。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)