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武士とはなにか 中世の王権を読み解く

角川ソフィア文庫 SP I−112−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-04-409205-4
4-04-409205-2
税込価格 776円
頁数・縦 236P 15cm

商品内容

要旨

中世は「武士の時代」だった!覇権をかけた武士たちの闘い、そして武家政権としての将軍権力の実態とは?源平争乱から戦国時代を経て、徳川幕府完成まで―。貨幣経済の浸透、海の民の活躍、一神教の衝撃、東西の衝突などの刺激的な視点から、武士が「戦士から統治者としての王」となったプロセスを追う。先入観や従来の教科書的な史観を排し、その時代の「実情」から、権力の変遷を鮮やかに読み解く、新しい日本中世史。

目次

第1章 中世の王権
第2章 実情と当為
第3章 武門の覇者から為政者へ
第4章 土地と貨幣
第5章 東と西
第6章 顕密仏教と新しい仏教
第7章 一向宗、一神教、あるいは唯一の王

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)  
1960年、東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所教授。『大日本史料』第五編の編纂にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)