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原田正純の道 水俣病と闘い続けた医師の生涯

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-620-32206-3
4-620-32206-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 188P 20cm

商品内容

要旨

医師の立場から胎児性水俣病を見出し、常に患者の側に立って水俣病を告発し続けた原田正純。企業の利潤追求、国の経済発展の論理と対峙した少数派の闘いの先駆性を、いま原発震災の時代に振り返る。

目次

第1章 水俣病は病という名の殺人だ―水俣病との闘い、その序章(それは動物の異変から始まった
イプセンの戯曲『民衆の敵』に医師のあるべき姿を重ねて ほか)
第2章 おいたちの記―原田正純はこうして原田正純になった(めげない少数派
社会の子 ほか)
第3章 患者の側に立つ「中立」―弱き者に寄り添って五十年(深い笑顔の人
出会うべくして出会った師 ほか)
第4章 権威・権力との闘い―歴史を動かすのは多数派ではない(「水俣病の権威」と紹介されるのが大嫌い
戦いに「笑い」は不可欠 ほか)
第5章 まだ水俣病は終わっていない―負の遺産を後世へ、世界へ伝える(「四捨五入の思想」に徹底抗戦
埋もれた患者はまだまだいる ほか)

出版社
商品紹介

水俣病を告発した医師の魂の軌跡。一貫して患者の側に立ち、企業と国を相手に戦い続けた少数派の先駆性を見つめ直す。

著者紹介

佐高 信 (サタカ マコト)  
1945年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)