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川端康成伝 双面の人

出版社名 中央公論新社
出版年月 2013年5月
ISBNコード 978-4-12-004484-7
4-12-004484-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 650P 20cm

商品内容

要旨

文豪と呼ばれた作家の、その複雑な生い立ちから謎に満ちた死まで、人生の軌跡を追った。華やかな文壇における活躍と、虚無的ともいえるひとつの顔を描く。日本初のノーベル賞作家、その本格的伝記!

目次

北条泰時三十世の孫
一高へ、伊豆の踊子
伊藤初代事件
『文藝春秋』と『文藝時代』
結婚、湯ヶ島
浅草紅団と梅園龍子
『雪国』と北條民雄
『名人』の原型
戦争、最低限の協力
鎌倉文庫の時代
『千羽鶴』と『山の音』
国際ペンクラブ日本大会
『眠れる美女』、「日本の文学」
ノーベル文学賞
都知事選から自殺まで
「事故のてんまつ」のてんまつ

出版社
商品紹介

川端康成の人生を丹念におい、文壇での名声をほしいままにした華やかな日々と、実人生における虚無的ともいえるもう一つの顔を描く。

著者紹介

小谷野 敦 (コヤノ アツシ)  
1962(昭和37)茨城県生まれ、埼玉県育ち。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士(比較文学)。大阪大学言語文化部助教授、国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、文筆業。小説に、『母子寮前』(芥川賞候補)などがある。2002年、『聖母のいない国』でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)