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岐路に立つ精神医学 精神疾患解明へのロードマップ

出版社名 勁草書房
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-326-29903-4
4-326-29903-7
税込価格 2,860円
頁数・縦 211,11P 20cm
シリーズ名 岐路に立つ精神医学

商品内容

要旨

精神医学はどこへ向かうのか。50年ほど前から画期的な進歩がない精神疾患治療。直面する困難を乗り越え、精神科医療にイノベーションをもたらすために、いま求められていることを問い直す。

目次

精神疾患解明の重要性
現代社会と精神医学
この二五年の精神医学の変化
精神医学の歴史を振り返る
精神医学と脳科学
精神疾患の生物学的研究の現状
現在の精神疾患の生物学的研究の限界
目指すべき精神科診療の姿
なぜこれほどまでに精神疾患の解明が遅れているのか
精神疾患解明へのロードマップ
精神疾患のゲノム研究の歴史と今後の課題
精神疾患の動物モデルの課題
精神医学研究の倫理
臨床研究と基礎研究
基礎と臨床の連携の必要性とその課題
脳組織研究の課題
精神医学の行方

出版社
商品紹介

精神疾患が大きな社会問題となる一方、現状の医療に対する批判も根強い。疾患克服の全体像を問い、今後進むべきビジョンを提示する。

著者紹介

加藤 忠史 (カトウ タダフミ)  
1963年東京都出身。1988年東京大学医学部卒業。滋賀医科大学精神医学講座助手、東京大学医学部精神神経科助手、同講師を経て、現職、独立行政法人理化学研究所主任研究員、脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームシニア・チームリーダー。医師、博士(医学)。専門は双極性障害の神経生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)