• 本

エイズの起源

出版社名 みすず書房
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-622-07778-7
4-622-07778-7
税込価格 4,400円
頁数・縦 345,39P 20cm

商品内容

要旨

アフリカの植民地化、未開地医療、貧困、売血と売春。文明の裏面史を追うようにウイルスは誕生し蔓延した。最新の科学的知見と歴史学が解くパンデミックの謎。CHOICE Outstanding Academic Title賞、2011年ラジオカナダ科学賞受賞作。

目次

アウト・オヴ・アフリカ
起源
タイミング
カットハンター
過渡期のアフリカ社会
最古の商売
ウイルスの感染と伝播
植民地医学の遺産(1)―フランス領赤道アフリカとカメルーン
植民地医学の遺産(2)―ベルギー領コンゴ
その他のヒト免疫不全ウイルス
コンゴからカリブ海へ
血液貿易
感染のグローバル化
パズルの組み立て
エピローグ―学ぶべき教訓

出版社
商品紹介

HIVウイルスの起源に最も迫った決定版。最新の科学的知見と歴史学によってパズルのピースが次々にはまってゆく驚きの医学史。

著者紹介

ペパン,ジャック (ペパン,ジャック)   P´epin,Jacques
カナダ・ケベック州のシャーブルック大学医学部教授。微生物学感染症学科長。同大学国際保健センター所長。1984年よりアフリカで感染症の研究に取り組み、3年にわたって世界保健機関の熱帯病調査団を率いた。その後1988年よりエイズの研究に転じる。2002に開始したクロストリジウム・ディフィシルに関する共同研究では、米国感染症学会最優秀論文賞を受賞
山本 太郎 (ヤマモト タロウ)  
1990年長崎大学医学部卒業。東京大学大学院医研究科博士課程国際保健学修了。京都大学、ハーヴァード大学、コーネル大学、および外務省勤務等を経て現在長崎大学熱帯医学研究所・国際保健分野主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)