• 本

アップル帝国の正体

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-16-376380-4
4-16-376380-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 212P 20cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

アップルに依存する、いわば「iFactory」と呼べる工場を日本地図にマッピングしていくと、北は青森県から南は鹿児島県にまで及ぶ。その関係事業所数はアップルの公式レポートによると、 200ヵ所以上。かつて液晶で栄華を誇ったシャープですら、アップルから受注がなければ即座に経営が立ち行かなくなるほどの「依存症」となった。いまや日本企業は「アップル帝国」の植民地と化してしまった観がある。スティーブ・ジョブズという歴史に名を残す天才が放つまばゆい光の背後にあるアップルの実像とは? 本書はソニーに代表される日本の「ものづくり」が、かくまで凋落してしまった原因と、日本企業を翻弄しつづけるアップル帝国の「知られざる正体」にスポットを当てる。著者の後藤直義氏と森川潤氏は、ともに『週刊ダイヤモンド』誌の記者で、電機業界やエネルギー業界の記事を担当している。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2013年9月13日])

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商品内容

要旨

スティーブ・ジョブズというカリスマの陰に隠されていた、アップルの真の「凄み」。それは、時に獰猛な姿さえ見せてビジョンを実現する組織の「遂行力」にある。ものづくり、流通、通信、コンテンツ…日本企業を翻弄するその手法を知る人は少ない。厚いベールに覆われた、アップルの「正体」に迫る衝撃のドキュメント!

目次

プロローグ アップル帝国と日本の交叉点
第1章 アップルの「ものづくり」支配
第2章 家電量販店がひざまずくアップル
第3章 iPodは日本の音楽を殺したのか?
第4章 iPhone「依存症」携帯キャリアの桎梏
第5章 アップルが生んだ家電の共食い
第6章 アップル神話は永遠なのか
エピローグ アップルは日本を映し出す鏡

出版社
商品紹介

美しく斬新な製品で人々を魅了し続けるアップルは、秘密主義の裏で日本産業を植民地化している──。獰猛な真の姿を暴く驚愕のルポ。

著者紹介

後藤 直義 (ゴトウ ナオヨシ)  
週刊ダイヤモンド記者。1981年、東京都生まれ。青山学院大学文学部卒業後、毎日新聞社入社。2010年より週刊ダイヤモンド編集部に。家電メーカーなど電機業界を担当
森川 潤 (モリカワ ジュン)  
週刊ダイヤモンド記者。1981年、米ニューヨーク州生まれ。京都大学文学部卒業後、産経新聞社入社。横浜総局、京都総局を経て、2009年より東京本社経済本部。2011年より週刊ダイヤモンド編集部に。エネルギー業界を担当し、東電問題や、シェールガスなどの記事を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)