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イスラーム建築の世界史

岩波セミナーブックス S11

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-00-028181-2
4-00-028181-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 276,11P 図版16P 19cm

商品内容

要旨

厳しい乾燥地帯に誕生した一神教としてのイスラームの理想空間が、多様な圏域へどのように展開し、変容してきたのか。イスラーム建築と諸地域の既存宗教建築との関わりに注目し、民族の移動や宗教の広がりが建築文化に与えた影響をヨーロッパから東アジアまでを含めて考察。代表的なイスラーム建築を豊富な写真、図版とともに時代を追って辿る。

目次

第1章 イスラーム、誕生とその前夜―紀元七〇〇年以前
第2章 アラブ統一様式の創出―七〇〇‐一〇〇〇年
第3章 ペルシア文化復興と十字軍―一〇〇〇‐一二五〇年
第4章 モンゴル帝国の遺産と地方文化の再生―一二五〇‐一五〇〇年
第5章 イスラーム大帝国の絢爛―一五〇〇‐一七五〇年
第6章 「イスラーム建築」の創出―一七五〇‐一九五〇年
第7章 イスラーム建築の現在と未来―一九五〇年以後

著者紹介

深見 奈緒子 (フカミ ナオコ)  
1956年、群馬県生まれ。東京都立大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。東京大学東洋文化研究所客員教授を経て現在、早稲田大学イスラーム地域研究機構研究院教授。専攻はイスラーム建築史、インド洋建築史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)