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渋沢栄一 上

算盤篇

文春文庫 か15−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-16-759007-9
4-16-759007-7
税込価格 1,034円
頁数・縦 549P 16cm
シリーズ名 渋沢栄一

商品内容

要旨

近代日本の「資本主義」をつくりだした渋沢栄一。彼がその経済思想を学んだのは、ナポレオン3世の統べるフランスからだった。豪農の家に生まれ、尊王攘夷に燃えた彼は、一転、武士として徳川慶喜に仕えることになり、パリ万博へと派遣される。帰国後、維新政府に迎えられるが。波乱万丈の人生を描く、鹿島茂渾身の評伝。

目次

第1章 渋沢なくして日本の奇跡はなかった(近代的資本主義へのジャンプ
武士にならなかった父 ほか)
第2章 パリで西洋文明の本質を見抜く(「産業皇帝」ナポレオン三世の演説
フリュリ・エラールとの出会い ほか)
第3章 大蔵官僚として「円」を造る(慶喜との再会
最初の「株式会社」商法会所 ほか)
第4章 日本の資本主義を興す(「私」を結集せよ
三井入りを断る ほか)

著者紹介

鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
1949(昭和24)年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。共立女子大学教授を経て、明治大学教授。専門は19世紀のフランス文学。91年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、2004年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)