• 本

敦煌の飲食文化

敦煌歴史文化絵巻

出版社名 東方書店
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-497-21205-4
4-497-21205-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 251P 21cm

商品内容

要旨

東西文化交流の重要な中継地点であった敦煌には、東西南北各地からさまざまな材料が集まり、多様な調理方法が導入され、それにともなって、食事に対する考え方や礼儀作法も取り入れられていた。敦煌蔵経洞から発見された文献資料や敦煌の石窟壁画から、当時の敦煌の人びとが口にしていた食べ物の種類や名称、その調理法、食習慣、食べ方、飲酒習慣などを知る。

目次

1 百味の飲食―原材料の調達
2 百種の什器―食品の加工と食器
3 〓〓〓〓(ぶとはくたく)―奇妙な食物の名称
4 対座会食―敦煌の宴席
5 敦煌の人と酒
6 敬神供仏施捨鬼―飲食が敦煌の人びとの精神世界に与える影響
7 世俗と戒律の狭間で―僧尼の食事
8 建ち並ぶ飲食店―敦煌の飲食業

著者紹介

高 啓安 (コウ ケイアン)  
1957年生。蘭州商学院敦煌商業文化研究所所長・教授
高田 時雄 (タカタ トキオ)  
1949年生。京都大学人文科学研究所教授。敦煌学国際連絡委員会幹事長、中国敦煌吐魯番学会海外名誉理事
山本 孝子 (ヤマモト タカコ)  
1981年生。日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)