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疎開した四〇万冊の図書

出版社名 幻戯書房
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-86488-030-5
4-86488-030-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

太平洋戦争末期、大八車を押し、あるいはリュックを背負って、何度も、貴重な本を運んだ人々がいた―。旧都立日比谷図書館を中心とした記録。

目次

第1章 文化か、人か
第2章 時代を映す鏡
第3章 国策としての図書疎開
第4章 中田邦造の読書会運動
第5章 疎開の困難と障害
第6章 わずかな時間差
第7章 躊躇による失敗
第8章 事業の打ち切り

出版社
商品紹介

戦時中、東京・日比谷図書館の蔵書や民間の貴重本40万冊を疎開させ、知と文化を戦火から守った人たちを追うノンフィクション。

著者紹介

金高 謙二 (カネタカ ケンジ)  
映画監督、テレビディレクター。1955年、東京都江戸川区生まれ。73年、国立館山海員学校卒業。外航船ケミカルタンカーの船員となる。75年、イタリアペルージア外国人のための語学大学に留学、目的はローマチネチッタ前の映画学校入学だったが、閉鎖中でやむなく断念、帰国。77年、人形劇団ドレミ座入団、TBSの子ども番組や地方の小学校への巡回公演をする。79年、ビデオ制作会社入社。81年、フリーの映画助監督となり、主に近代映画協会で新藤兼人監督に就く。92年、自主制作開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)