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食の戦争 米国の罠に落ちる日本

文春新書 927

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-16-660927-7
4-16-660927-0
税込価格 902円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

いま、世界で「食の戦争」が進行している―。遺伝子組換え作物が在来作物を駆逐し、ごく少数の多国籍企業が種子の命運を一手に握る。金の論理で「食」をコントロールするアメリカの狡猾な戦略を前に、無策の日本はどうすべきか。危機の本質と処方箋を考える。

目次

第1章 戦略物資としての食料
第2章 食の安全を確保せよ―食の安全をめぐる数々の懸念
第3章 食の戦争1―モンサント発、遺伝子組換え作物戦争
第4章 食の戦争2―TPPと食
第5章 アメリカの攻撃的食戦略―日本農業に対する誤解
第6章 日本の進むべき道、「強い農業」を考える

著者紹介

鈴木 宣弘 (スズキ ノブヒロ)  
1958年、三重県生まれ。82年、東京大学農学部卒業。農林水産省(国際部国際企画課)、九州大学大学院教授、コーネル大学客員教授を経て2006年より東京大学大学院農学国際専攻教授。専門は農業経済学。農業政策の提言を続ける傍ら、数多くのFTA交渉にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)