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100年の価値をデザインする 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか

PHPビジネス新書 292

出版社名 PHP研究所
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-569-80952-6
4-569-80952-9
税込価格 946円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

フェラーリやマセラティをデザインし、近年は家具や食器、そして新幹線のデザインまでを手がける、世界的な工業デザイナー・奥山清行氏。氏は自身が活用できた理由を、「日本人としてのセンスがあったから」だと断言する。では、その日本人のセンスとはどんなもので、それを引き出すためにはどうすればいいのか。それを説くのが本書。個人が世界で活躍するために、そして日本のものづくり復活のために、数多くの示唆を与えてくれる一冊。

目次

第1章 世界で通用した「日本人としてのセンス」―僕はなぜフェラーリのデザイナーになれたのか?
第2章 「言葉の力」を発揮する―団体力のイタリア人、個人力の日本人
第3章 日本のものづくりの「殻」を破る
第4章 「ものづくり」の仕組みが変わった!―第二次産業革命時代にどう対応するか?
第5章 「本当に好きなもの」を作り、売る―プレミアム・コモディティを目指せ!
第6章 これからの一〇〇年をデザインする―新しい社会システムを作り上げる
終章 クリエイティブであり続けるために

出版社・メーカーコメント

フェラーリやマセラティをデザインし、近年は家具や食器、そして秋田新幹線やヤンマーの農機具のデザインまでを手がける、世界的な工業デザイナー・奥山清行氏。今でも世界中を飛び回りながら活動を続ける氏だが、自身がこのように活躍できている理由を、「日本人としてのセンスがあったから」だと断言する。では、その日本人のセンスとはどんなもので、それを引き出すためにはどうすればいいのか。それを説くのが本書である。まずは日本人としてのセンスとはどういうものかを再確認し、それを発揮するために「世界に一人で打って出る」意識を持つこと。その重要性を、自身やその他の数多くの事例で証明していく。「日本人は団体力が弱く、個人力が強い」など、今までの常識をことごとく覆していく。個人が世界で活躍するために、そして日本のものづくり復活のために、数多くの示唆を与えてくれる一冊。

著者紹介

奥山 清行 (オクヤマ キヨユキ)  
工業デザイナー/KEN OKUYAMA DESIGN代表。1959年山形市生まれ。ゼネラルモーターズ社(米)、チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等数多くのデザインを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)