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海に還った哺乳類イルカのふしぎ イルカは地上の夢を見るか

ブルーバックス B−1826

出版社名 講談社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-06-257826-4
4-06-257826-3
税込価格 990円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

5500万年前、彼らは突然、海へと戻っていった―。かつて陸上で暮らしたイルカの祖先は、なぜ海中生活に舞い戻ったのか?海が進化させた独自のからだと「水中生物最大の脳」の秘密とは?乳母や保母に育てられる“女系社会”の掟や、「鳴き声」を名刺代わりに使う知性に驚嘆する―。「ヒトと会話ができ、文字が読めるイルカ」を目指して探究してきた第一人者が語る、最新イルカ学のすべて。

目次

第1章 なぜ深く潜れるのか?―「海で生きる」を可能にしたからだの秘密
第2章 イルカは女系社会だった!?―乳母に育てられる子どもたち
第3章 「歌うクジラ」は本当か―イルカたちの賑やかな日常
第4章 水中で暮らすイルカは地上の夢を見るか―半球睡眠のふしぎ
第5章 巨大な脳に潜む知性―イルカの心をどう探るか
第6章 「イルカと話したい!」―スーパーベルーガとの二〇年

出版社・メーカーコメント

イルカと話したい!「言葉を理解する」スーパーシロイルカと、イルカ博士の20年間の奮闘記――。5500万年前、彼らは突然、海へと戻っていった──。かつて陸上で暮らしたイルカの祖先は、なぜ海中生活に舞い戻ったのか? 海が進化させた独自のからだと「水中生物最大の脳」の秘密とは? 乳母や保母に育てられる“女系社会”の掟や、「鳴き声」を名刺代わりに使う知性に驚嘆する──。「ヒトと会話ができ、文字が読めるイルカ」を目指して探究してきた第一人者が語る、最新イルカ学のすべて。

著者紹介

村山 司 (ムラヤマ ツカサ)  
1960年、山形県生まれ。東京大学大学院博士課程修了、博士(農学)。水産庁(現・水産総合研究センター)水産工学研究所、東京大学を経て、東海大学海洋学部教授。高校時代に見た映画がきっかけとなり、イルカとの会話を目指す。主に飼育下のイルカを対象として、視覚能力や認知機構の解明に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)