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江戸の色道 古川柳から覗く男色の世界

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-10-603733-7
4-10-603733-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 201P 20cm

商品内容

要旨

150年以上前、江戸庶民は異性愛だけでなく男色でも同時代の世界をリードしていた。その起源から、衆道の奥義、武士同士の固い絆に繋がる念契、僧侶の秘められた修行、「小僧は脚気の薬」といった俗信など、もう一つの性を取り上げ、男娼である陰間の生態、殷賑を極めた陰間茶屋まで、悩ましくも奥深いこの道を、当時の色道奥義書の図版や古川柳を交えて紹介する。

目次

1 若衆仕立て用のこと
2 通和散のこと
3 若衆・寺小姓・地若衆
4 念者、兄分と弟分
5 小僧は脚気の薬
6 男色嗜好の男たち
7 陰間の生態
8 陰間茶屋の実態
9 陰間茶屋の客
10 肛交の実際

出版社
商品紹介

性愛文化の最先端にあった江戸庶民は、男色でも世界をリードしていた。悩ましくも奥深いこの道を図版と古川柳を交えて紹介する。

著者紹介

渡辺 信一郎 (ワタナベ シンイチロウ)  
江戸庶民文化研究者、古川柳研究者。1934年東京生まれ。早稲田大学卒。元都立深沢高校校長。蕣露庵主人の筆名もある。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)