自然を名づける なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか
出版社名 | NTT出版 |
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出版年月 | 2013年9月 |
ISBNコード |
978-4-7571-6056-9
(4-7571-6056-9) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 391P 20cm |
商品内容
要旨 |
分類とは、自然の事物に名前をつけることである。アリストテレスからリンネを経て現代にいたる生物分類学は、多様な生物界の全貌を知り尽くすという壮大な目標を掲げて発展してきた。本書は、生物分類学の歴史を平易に語り、人間にとって「分類」とはどういうことかを考察する。分類という行為は、分類者と分類対象とが一体となって構築する「環世界」からなっている。しかし、20世紀後半に発展した科学的分類学は、「魚類は存在しない」などと主張して、ヒトの環世界から乖離してしまった。はたしてそれでいいのだろうか?科学と直感の抗争を描く、面白くて発見に満ちた本。 |
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目次 |
「存在しない魚」という奇妙な事例 |