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歴史という武器

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-16-376610-2
4-16-376610-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

要旨

栄華を誇ったローマ帝国は、「パンとサーカス」で滅んだ。文明を支える六つの軸、すなわち競争、科学、所有権、医学、消費社会、労働倫理、を満たしていたかつての日本。今後は、その繁栄の代償を払うことになるのか。それとも、叡智によって試練を乗り越えられるのか。政治学、経済学、統計学だけではない。歴史学を携えて二十一世紀の「パンとサーカス」に対抗せよ。

目次

はじめに 今後の日本と世界はどうなるか―「歴史という武器」から学ぶ
第1章 競争、嫉妬、憎しみの宰相論―国内政局編(政治家と賄賂
政治報道の責任 ほか)
第2章 グローバル権謀術数の裏を読む―国際情勢編(同時テロとガンディー
ガザの悲劇と政治の思惑 ほか)
第3章 動乱と戦争から叡智を学ぶ―熾烈な歴史編(明治人がアジアに託した思い
明治日本の「奇跡の勝利」は、世界に何をもたらしたか ほか)
あとがき バヤズィト一世から小松帯刀、そして野田佳彦から安倍晋三まで

出版社
商品紹介

人類の叡智が詰まっている歴史。この最強ツールを使い、安倍総理から戦争まで、国内外情勢の深淵を読み解く方法を教える。

著者紹介

山内 昌之 (ヤマウチ マサユキ)  
1947(昭和22)年、札幌生まれ。歴史学者。東京大学名誉教授。国際関係史とイスラーム地域研究で、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞(2回)、吉野作造賞、司馬遼太郎賞などを受賞。2006年、紫綬褒章。2012年まで東京大学大学院教授。現在、明治大学特任教授、三菱商事顧問とフジテレビジョン特任顧問も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)