• 本

犯罪は予測できる

新潮新書 537

出版社名 新潮社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-10-610537-1
4-10-610537-3
税込価格 770円
頁数・縦 202P 18cm

商品内容

要旨

犯罪を未然に防ぐには、いつどこで起きるか予測できればいい。それを可能にするのが「景色解読力」―注目すべきは、いかにも怪しい「不審者」ではなく、見慣れた「景色」なのだ。犯罪科学のエキスパートが最新の知見をもとに、実践的な防犯ノウハウを伝授。意表をつく指摘を通じて犯罪のメカニズムを解明する。

目次

1 防犯常識のウソ(事件の九割は未解決
「地域安全マップ」は偽物ばかり
防犯ブザーは鳴らせない
住民パトロールは弱点を突かれる
街灯は犯罪者を呼び寄せる
監視カメラに死角あり
「いつも気をつけて」は無理な注文
「人通りの多い道は安全」ではない
日本の公園とトイレは犯罪者好み)
2 進化する犯罪科学(人はなぜ恐ろしい罪を犯すのか
こんな私にだれがした
スキを与えると人は魔がさす
デザインが犯行を押しとどめる
犯罪者はゴミが好き、花が嫌い
死体は雄弁に語る
最先端テクノロジーで未来を守る)

出版社・メーカーコメント

【街灯は犯罪者を呼び寄せる】【監視カメラはだまされる】【防犯ブザーは鳴らせない】常識が覆る犯罪科学の最前線。犯罪を未然に防ぐには、いつどこで起きるか予測できればいい。それを可能にするのが「景色解読力」――注目すべきは、いかにも怪しい「不審者」ではなく、見慣れた「景色」なのだ。犯罪科学のエキスパートが最新の知見をもとに、実践的な防犯ノウハウを伝授。「街灯は犯罪者を呼び寄せる」「『いつも気をつけて』は無理な注文」「監視カメラは『だまし』に弱い」等、意表をつく指摘を通じて犯罪のメカニズムを解明する。

著者紹介

小宮 信夫 (コミヤ ノブオ)  
1956(昭和31)年東京生まれ。立正大学文学部教授。社会学博士。日本人として初めて英ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)