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特別授業“死”について話そう

14歳の世渡り術

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-309-61681-0
4-309-61681-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

誰も死んだことはないけれど、正面切って、考えてみました。社会を知り、自分自身を知り、この世の中で生きて行くために―。国語、社会、冒険、介護、生物…18人が紙上特別授業を開講!!今を生き抜くために必要な、18の見かた・考えかた。

目次

国語「私は鎖を抱くようにして生きていきたい」(和合亮一)
倫理「海外で亡くなった人を運ぶ仕事」(佐々涼子)
宗教「死を恐れること、人を葬ること」(島田裕巳)
冒険「生と死のせめぎ合う瞬間」(角幡唯介)
支援「生きるためのホーム」(森川すいめい)
生物「ウンコに学ぶ生き方・死に方」(伊沢正名)
介護「14歳の看取り―死にゆく人のためにできること」(川口有美子)
課外授業「蜘蛛の腹の中に」(畑正憲)
生活「家のなかにある死」(酒井順子)
芸術「死を刻む」(園子温)
科学「科学技術が生み出す死」(元村有希子)
現代詩「6つの死」(最果タヒ)
音楽「あるアイドルの死」(中森明夫)
日本史「中世人と、隣り合う死について」(本郷和人)
ゆとり「生きながら生きる!」(湯山玲子)
物理「光速を超えて」(佐治晴夫)
現代社会「死を知らぬまま、死を“繰って”」(遠藤秀紀)
道徳「いのちの家来になる」(徳永進)

出版社
商品紹介

死について、何を学び、どう生きるのか――。生きることの難しさに直面する10代に、全18教科、豪華教授陣が誌上特別授業を開講。

著者紹介

和合 亮一 (ワゴウ リョウイチ)  
国語教師、詩人。1968年福島市生まれ。1998年、第一詩集『AFTER』で第4回中原中也賞受賞。2006年、第四詩集『地球頭脳詩篇』で第47回晩翠賞受賞。詩のみならず、評論、書評、コラム、校歌や記念賛歌、合唱曲の作詞も手がける。2011年の震災以降、Twitterにて「詩の礫」と題した連作を発表し続ける
佐々 涼子 (ササ リョウコ)  
1968年神奈川県横浜市出身。ノンフィクションライター。早稲田大学法学部卒業。日本語教師を経てライターに。2012年『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞
島田 裕巳 (シマダ ヒロミ)  
1953年東京都生まれ。宗教学者、作家、NPO法人葬送の自由をすすめる会会長。宗教現象を中心に、幅広い視野から現代社会のありようを問う
川口 有美子 (カワグチ ユミコ)  
ALSを発症した母親のケアについて綴った『逝かない身体―ALS的日常を生きる』(医学書院、2009年)で、第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。NPO法人さくら会副理事長、有限会社ケアサポートモモ代表取締役、日本ALS協会理事
角幡 唯介 (カクハタ ユウスケ)  
1976年北海道生まれ。早稲田大学探検部OB。朝日新聞社退社後に踏査して執筆した『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で、開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。著書に、新田次郎文学賞を受賞した『雪男は向こうからやって来た』、講談社ノンフィクション賞を受賞した『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』(以上、集英社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)