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生きていく絵 アートが人を〈癒す〉とき

出版社名 亜紀書房
出版年月 2013年9月
ISBNコード 978-4-7505-1330-0
4-7505-1330-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 288P 20cm

商品内容

要旨

精神科病院のなかにひらかれた“造形教室”に集う人々と、その作品。治療行為としてではなく、また、たんなる作品論としてでもなく、その人たちの軌跡と痕跡を見つめることは可能なのか。

目次

第1章 “癒し”とあゆむ―安彦講平
第2章 “病い”をさらす―本木健
第3章 “魂”をふちどる―実月
第4章 “祈り”をちぎる―江中裕子
第5章 “疼き”をほりおこす―杉本たまえ

出版社
商品紹介

精神科病院にひらかれた造形教室での作品を通し、「病みつかれた心を絵にすること」にどのような意味や可能性があるのかを探る。

著者紹介

荒井 裕樹 (アライ ユウキ)  
1980年、東京都生まれ。2009年、東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、明治学院大学社会学部付属研究所研究員を経て、東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター特任研究員。専門は障害者文化論・日本近現代文学。障害を持つ人たちの文学活動や社会運動の研究、および医療施設における自己表現活動の支援に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)