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悩むことはない

文春文庫 か63−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-16-783884-3
4-16-783884-2
税込価格 550円
頁数・縦 191P 16cm

商品内容

要旨

自由闊達な精神のもと、九十歳を越えてなお旺盛な句作を続けて現代俳句を牽引し、その魅力を全身で発信している俳人・金子兜太。若者にも年寄りにも生きにくい現代を、昨日よりはラクな気持ちで生きられるように、「かくあるべし」と「かくはあるべからず」を柔らかく語って聞かせる。小気味よい人生訓満載の、とっておきの書。

目次

第1章 問われて答う(「幸せ」と「不幸」をどうとらえるべきか
努力と運の良し悪し
これまでの人生に自己犠牲はあったか ほか)
第2章 生い立ち来たるところ(糞尿愛好
糞尿と親しき村
漆と結婚 ほか)
第3章 戦争と俳句―戦地で俳句と訣別し、戦地でふたたび俳句に会う(海軍詩人・矢野武中佐との出会い
矢野中佐の思い出
帰国途中で命を落とした矢野中佐 ほか)

著者紹介

金子 兜太 (カネコ トウタ)  
俳人。1919(大正8)年9月、埼玉県生まれ。東京帝大経済学部卒業。旧制水戸高校在学中に全国学生俳句誌「成層圏」に参加し加藤楸邨に師事する。日本銀行に入行し、従軍を経て1947年に復職、74年に定年退職。88年、紫綬褒章受章。2003年、日本芸術院賞受賞。2010年、毎日芸術賞特別賞と菊池寛賞を受賞。現代俳句協会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)