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インダス文明の謎 古代文明神話を見直す

学術選書 064

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-87698-864-8
4-87698-864-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 21,323P 19cm

商品内容

要旨

アーリヤ人侵入説、大河文明説、二大首都説…インダス文明はこれまで誤った「神話」に彩られてきた。最大の理由は、遺跡の発掘が難しく、モヘンジョダロとハラッパーの二つに依拠した解釈が横行してきたからだ。近年、新たな遺跡の発掘により従来の知見が続々と覆されている。多様な遺跡の実態を紹介しながら、最新のインダス文明像を描き出す。

目次

第1章 インダス文明とはなにか
第2章 モヘンジョダロ遺跡とハラッパー遺跡―インダス文明に関する神話
第3章 パキスタンの砂漠地帯に広がるインダス遺跡―涸れた川とインダス文明
第4章 ガッガル川流域を踏査する―はたしてサラスヴァティー川は大河だったのか
第5章 ドーラーヴィーラー遺跡―乾燥した「水の要塞都市」
第6章 カッチ県とその周辺の遺跡―海岸沿いのインダス文明遺跡と流通
第7章 新しいインダス文明像を求めて

出版社
商品紹介

四大古代文明の中で特に謎が多いインダス文明。近年発掘が進みつつある遺跡の様子を紹介しつつ,インダス文明の実像に迫る。

著者紹介

長田 俊樹 (オサダ トシキ)  
総合地球環境学研究所名誉教授及び客員教授。神戸市生まれ。北海道大学文学部卒。インド・ラーンチー大学博士課程修了(Ph.D.)。国際日本文化研究センター助手、京都造形芸術大学教授を経て、2003年10月から2012年9月まで総合地球環境学研究所教授。専門は、言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)