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かつお節と日本人

岩波新書 新赤版 1450

出版社名 岩波書店
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-00-431450-9
4-00-431450-X
税込価格 836円
頁数・縦 213,7P 18cm

商品内容

要旨

日本の食文化の名脇役、かつお節。かつては北海道から沖縄、植民地支配下の台湾、ミクロネシア、そして、オランダ領だったインドネシアでも生産されていた。この三〇〇年に、かつお節の生産はどう変わったのか。生産にたずさわった人びとの生活はどう変わったのか。現地調査で証言を集め、“かつお節ネットワーク”のダイナミズムを描く。

目次

第1章 かつお節は日本の伝統か―たどってきた道
第2章 南洋に向かった沖縄漁民―明治から敗戦まで
第3章 大衆化するかつお節―変わる産地と生産方法
第4章 赤道直下の一大産地―インドネシア・ビトゥンの八〇年
終章 つながりあうかつお節ネットワークと私たち

著者紹介

宮内 泰介 (ミヤウチ タイスケ)  
1961年、愛媛県生まれ。91年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、北海道大学教授
藤林 泰 (フジバヤシ ヤスシ)  
1948年、山口県生まれ。72年、早稲田大学法学部卒業。現在、埼玉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)