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日本型モノづくりの敗北 零戦・半導体・テレビ

文春新書 942

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-16-660942-0
4-16-660942-4
税込価格 847円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

「日本の技術力は高い」―。世界では言われているが、なぜ半導体・電機業界が壊滅したのか?日立の技術者から学界に転じた著者が、零戦やサムスン、インテル等を例にとりながら日本の問題点を抉るとともに復活のための処方箋を提示する。

目次

第1章 私の半導体技術者人生
第2章 半導体とはいったい何か?
第3章 DRAM敗戦と技術文化
第4章 エルピーダとサムスン電子の違い
第5章 変わらない日本の技術文化
第6章 テレビ産業が壊滅したわけ
第7章 インテルの危機とファンドリー覇権争い
第8章 日本の強い技術力はどこにある?
第9章 イノベーションを起こすには

出版社・メーカーコメント

「ものづくりニッポン」再生の処方箋は? 日本の技術力は高い――。だとしたらなぜ半導体・電機業界が崩壊したのか? 日立の技術者から大学の研究者に転じた著者が抉りだす。

著者紹介

湯之上 隆 (ユノガミ タカシ)  
1961年生まれ。静岡県出身。京都大学大学院(修士課程原子核工学専攻)を修了後、日立製作所に入社。以後16年にわたり、中央研究所、半導体事業部、デバイス開発センタ、エルピーダメモリ(出向)、半導体先端テクノロジーズ(出向)にて、半導体の微細加工技術開発に従事。2000年に京都大学より工学博士授与。現在、半導体産業と電機産業のコンサルタントおよびジャーナリスト。微細加工研究所所長、京大原子核工学および東北大工の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)