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異端の統計学ベイズ

出版社名 草思社
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-7942-2001-1
4-7942-2001-4
税込価格 2,640円
頁数・縦 510P 19cm

商品内容

要旨

機械翻訳や人工知能から意志決定理論、暗号解読や遭難船捜索、画像解析、ビッグデータ解析など、現在、多分野で注目集めるベイズ統計。しかし、実はその二五〇年余の歴史の大半において、学界では異端視されてきた―。異端の理論はいかにして先端の理論となったか?初めて物語られる、ベイズ統計の数奇な遍歴!

目次

第1部 黎明期の毀誉褒貶(発見者に見捨てられた大発見
「ベイズの法則」を完成させた男
ベイズの法則への激しい批判)
第2部 第二次大戦時代(ベイズ、戦争の英雄となる
再び忌むべき存在となる)
第3部 ベイズ再興を志した人々(保険数理士の世界からはじまった反撃
ベイズを体系化し哲学とした三人
ベイズ、肺がんの原因を発見する
冷戦下の未知のリスクをはかる
ベイズ派の巻き返しと論争の激化)
第4部 ベイズが実力を発揮しはじめる(意思決定にベイズを使う
フェデラリスト・ペーパーズを書いたのは誰か
大統領選の速報を支えたベイズ
スリーマイル島原発事故を予見
海に消えた水爆や潜水艦を探す)
第5部 何がベイズに勝利をもたらしたか(決定的なブレークスルー
世界を変えつつあるベイズ統計学)

著者紹介

マグレイン,シャロン・バーチュ (マグレイン,シャロンバーチュ)   McGrayne,Sharon Bertsch
アメリカのサイエンスライター。スワースモア・カレッジを卒業後、新聞記者生活を送り、現在は社会問題と科学の進歩の関係を中心に執筆。「サイエンス」誌や「サイエンティフィック・アメリカン」誌などの雑誌に寄稿している。『お母さん、ノーベル賞をもらう』でワシントン州記者賞を受賞
冨永 星 (トミナガ ホシ)  
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業後、国立国会図書館司書、自由の森学園教員などを経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)