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交通事故学

新潮新書 545

出版社名 新潮社
出版年月 2013年11月
ISBNコード 978-4-10-610545-6
4-10-610545-4
税込価格 814円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

そもそも人間にとって、動くものの速度や距離の見積もりは苦手である。その上、心理や生理、環境によっても対応が違ってくる。だから、車の安全性能は年々進歩しても、ドライバーは相変わらずあれこれ間違え続ける。初心者とベテランの視線の違い、加齢によるミスマッチ、個人差のあるリスク敢行性―どうすればヒューマンエラーを防ぎ、安全レベルの高い運転ができるのか、交通心理学の知見をもとに徹底解説。

目次

1 自分の感覚は疑わしい
2 避けられるはずの事故要因
3 自分はどんなタイプの運転者か
4 変わり続ける運転環境への対処法
5 危険な場所での心理特性
6 歩行者事故を防ぐための基礎知識
7 車の構造がもたらすエラー
8 カー・コミュニケーションとマナー
9 運転中の認知能力を向上させる方法
10 ヒューマンエラーと交通心理学

著者紹介

石田 敏郎 (イシダ トシロウ)  
1946(昭和21)年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。早大大学院文学研究科心理学専攻修了。専門は、交通心理学、安全人間工学。運転行動とヒューマンエラーの関わりについて長年研究を進め、日本交通心理学会会長、日本交通科学学会常任理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)