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老残/死に近く 川崎長太郎老境小説集

講談社文芸文庫 かN4

出版社名 講談社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-06-290216-8
4-06-290216-8
税込価格 1,512円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

六十歳を過ぎての結婚から、八十三歳の死まで、自らの「老い」と「病」を見つめた、晩年二十年にわたる珠玉の短篇を集成。三十歳年下の女性との結婚に至る葛藤と顛末を描いた「彼」「老残」。その後の結婚生活の波瀾を記す「老坂」。病と向き合う「海浜病院にて」「七十歳」。死を身近に感じる「夕映え」、そして絶筆「死に近く」―最期まで文学への情念の炎を燃やし続けた「私小説家」川崎長太郎の真髄に迫る。

目次


老残
結婚
円い食卓
海浜病院にて
七十歳
老坂
三本脚
独語

夕映え
死に近く

著者紹介

川崎 長太郎 (カワサキ チョウタロウ)  
1901・11・26〜1985・11・6。小説家。神奈川県生まれ。小田原中学を中退して、家業の魚商につく傍ら、同郷の民衆詩人福田正夫に師事、左翼的作品を発表。1920年頃より上京、帰郷を繰り返す。23年、萩原恭次郎、岡本潤らと「赤と黒」創刊。震災後アナーキズム運動から離れ、25年、徳田秋声の推挽で「無題」を発表、文壇デビュー作となる。私小説家をめざすが、不遇な時代が続く。38年、永住の覚悟で帰郷、実家の物置小屋に棲み、創作に専念。54年、娼婦たちとの関わりを描いた『抹香町』で長太郎ブームが起きる。62年、結婚。私小説一筋の生涯を貫いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)