• 本

新・幸福論 「近現代」の次に来るもの

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-10-603738-2
4-10-603738-6
税込価格 1,210円
頁数・縦 174P 20cm

商品内容

要旨

日本はなぜ「幸せでも不幸でもない社会」となってしまったのか?政治、経済、思想―近現代の先進諸国は常に「目標」を設定し、そこに向かって突き進んできた。到達することができれば、必ず幸福な社会が待っている、と。が、たどり着いたのは、手ごたえのない、充足感の薄い成熟社会だった。18世紀のヨーロッパ、明治維新後の日本まで遡り、近現代の構造と宿命を解き明かし、歴史の転換を見据える大胆な論考。

目次

第1章 こわれたイメージ
第2章 何が終わろうとしているのか
第3章 遠くに逃げていく
第4章 転換期の映像
第5章 新しい胎動
終章 振り返る先に

著者紹介

内山 節 (ウチヤマ タカシ)  
1950(昭和25)年東京生まれ。哲学者。立教大学大学院教授。1970年代から東京と群馬の二重生活を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)