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逆境経営 山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-478-02621-2
4-478-02621-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 208P 19cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

〈獺祭〉(だっさい)という酒は、テレビCMも流していないし、量販店やコンビニエンスストアといった一般になじみの深い酒販業態ではほとんど出回っていない。それにもかかわらず、2013年の出荷数量は1万1400石と、純米大吟醸という酒別で全国トップを誇っている。また、2000年からは海外展開を始め、すでに約20ヵ国で販売。しかし、著者が父の急逝を受けて酒蔵の三代目を継いだ当時、旭酒造は山口県岩国市のなかでも、しんがりの4番手メーカーで、焼酎ブームにおされた日本酒市場の縮小に先行して売り上げは急減、瀕死の状態だった。本書は、そのどん底状態から、純米大吟醸〈獺祭〉の開発を軸に経営再建を図り、社員による安定した旨い酒造りによって、世界20ヵ国に進出するまでに至った七転び八起きの物語である。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2014年3月28日])

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商品内容

要旨

カネなし!技術なし!市場なし!ピンチがいつも救ってくれた―。つぶれかけた酒蔵が、世界20カ国に展開するまでの七転び八起き。

目次

第1章 「負け組」の悲哀を忘れない
第2章 大失敗から学ぶ
第3章 捨てる勇気を持つ
第4章 「できること」と「やるべきこと」をはき違えない
第5章 常識や慣習にとらわれない
第6章 伝統が持つ奥深さを侮らない
第7章 発信しなければ伝わらない
第8章 打席に立ったからには、思い切りバットを振る

著者紹介

桜井 博志 (サクライ ヒロシ)  
旭酒造株式会社代表取締役社長。1950年、山口県周東町(現岩国市)生まれ。家業である旭酒造は、江戸時代の1770年創業。1973年に松山商科大学(現松山大学)を卒業後、西宮酒造(現日本盛)での修業を経て76年に旭酒造に入社したが、酒造りの方向性や経営をめぐって先代である父と対立して退社。79年に石材卸業の櫻井商事を設立。父の急逝を受けて84年に家業に戻り、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に経営再建をはかる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)