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あわいの力 「心の時代」の次を生きる

シリーズ22世紀を生きる

出版社名 ミシマ社
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-903908-49-6
4-903908-49-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

異界と現実の間(あわい)の存在(能におけるワキ方)であり、古代文字の研究も重ねる著者が探究する、「心」に代わる新しいもの。可能性は、「日本人の身体」にあり!?

目次

第1章 「ワキ」というあわいの存在
第2章 優雅なる復讐のメタファー
第3章 欠落とともに生まれて
第4章 能を生んだ漂泊の民
第5章 あわいの真髄―一瞬一瞬の「今」を生きる
第6章 甲骨文字から「心」の誕生に迫る
第7章 「心」がなかった時代の内臓感覚
第8章 無限と有限をつなぐ「あわい」
第9章 見えないものを見る力
第10章 「あわいの力」を取り戻す

著者紹介

安田 登 (ヤスダ ノボル)  
1956年千葉県銚子市生まれ。高校時代、麻雀とポーカーをきっかけに甲骨文字と中国古代哲学への関心に目覚める。高校教師をしていた二十五歳のときに能に出会い、鏑木岑男師に弟子入り。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。また、公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)として各種ワークショップも開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)