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レイルウェイ運命の旅路

角川文庫 ロ12−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-04-101284-0
4-04-101284-8
税込価格 792円
頁数・縦 380P 15cm

商品内容

要旨

第二次世界大戦下、英国軍中尉のエリック・ローマクスは日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ劣悪な鉄道建設現場に送られた。激しい拷問に遭いながらも生き延びるが、帰国後、戦時の記憶に苦しみ続ける。そして40年以上が過ぎたある日、日本軍の憎き通訳が存命と知り、復讐心が抑えきれなくなる―。英国人将校と日本人通訳の奇跡の実話を描く同名映画原作。1995年「エスクワイア」誌ノンフィクション賞受賞作。

目次

鉄道との出会い
陸軍通信隊将校へ
シンガポール陥落
捕虜となって
泰緬鉄道建設工事
拷問
軍法会議
アウトラム刑務所
日本の敗北―開かれた地獄の門
帰還と拷問の傷痕
復讐の再燃
再会、そして和解

著者紹介

ローマクス,エリック (ローマクス,エリック)   Lomax,Eric
1919年スコットランド生まれ。第二次世界大戦時、英国軍将校としてシンガポールに駐在。42年、日本軍によりシンガポールが陥落すると、捕虜となって泰緬鉄道建設工事に従事。その際激しい拷問に遭う。戦後帰国し、激しい外傷後ストレス障害(PTSD)に悩む。89年に偶然目にした新聞記事から、拷問の際、自分を苦しめた日本軍の通訳を捜し当て、93年、泰緬鉄道の地で再会し和解する。自らの経験をまとめ95年『The Railway Man』として出版。同年「エスクワイア」誌ノンフィクション賞受賞。2012年没
喜多 迅鷹 (キタ トシタカ)  
1926年生まれ。東京大学法学部卒。教員生活20年後、画業、文筆業に転向
喜多 映介 (キタ エイスケ)  
1970年生まれ。東京大学文学部卒、山形大学医学部卒。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)