山本周五郎長篇小説全集 第13巻
五瓣の椿 山彦乙女
出版社名 | 新潮社 |
---|---|
出版年月 | 2014年3月 |
ISBNコード |
978-4-10-644053-3
(4-10-644053-9) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 568P 20cm |
シリーズ名 | 山本周五郎長篇小説全集 |
商品内容
要旨 |
日本橋の薬種屋の一人娘、おしのは、最愛の父が死んだ夜、自分が不義の子であることを知った。絶望の淵に突き落とされたおしのは、淫蕩な母と男たちの「御定法では罰することのできない罪」を、自らの手で裁くことを決意する。やがて、男の刺殺体が次々に発見される。彼らの枕許には、赤い山椿の花びらが一枚落ちていた…。おしの曰く、「この償いは誰かがしなければならない、こんな、人間ぜんぶを辱しめるようなことを、放っておいていいわけはないわ」若い娘の一途な復讐を通して、人間の「罪と罰」の根源に迫る名作『五瓣の椿』。武田家の財宝と、再興をめぐる伝奇小説『山彦乙女』を併録。 |
---|---|
出版社 商品紹介 |
この世には御定法では罰することのできない罪がある――。最愛の父の無念を晴らす娘の復讐譚『五瓣の椿』と、伝奇小説『山彦乙女』。全集名の「篇」は正字 |