• 本

言語教師認知の動向

出版社名 開拓社
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-7589-2197-8
4-7589-2197-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 213P 21cm

商品内容

要旨

言語教師認知(language teacher cognition)の研究は進化している。英語教師をはじめとして言語教育に携わる人たちが直面する課題の探求の入口でもある。本書は、日本における言語教師認知の研究の現状を理論と実践面からまとめた言語教師認知の研究の必読書であり、既刊の『言語教師認知の研究』の進化発展形である。併せて読むことで「言語教師認知とは何か?」が理解できるだろう。

目次

第1部 言語教師認知研究の理論(日本の言語教師認知の現状
言語教師認知研究の最近の動向
言語教師認知研究へのアプローチ―データの収集と分析)
第2部 言語教師認知研究の実践(英語教員志望生・現職英語教員の自律と認知
現職英語教員研修の転移に係わる担当者の内省
英語教師の研究者としての行為主体性 ほか)
第3部 今後の展望と課題(編者からの提言)

出版社
商品紹介

日本における言語教師認知の研究の現状を理論と実践面からまとめた言語教師認知の研究の必読書。

著者紹介

笹島 茂 (ササジマ シゲル)  
埼玉医科大学医学部教授。大学英語教育学会理事。Ph.D(教育学)(スコットランド・スターリング大学)。上智大学にて「英語教師研究(言語教師認知)」の授業を担当。埼玉県高校教育、初等中等教育英語教員養成と研修、医学部などの分野に特化した英語教育(ESP)に携わり、現在、言語教師認知研究、CLIL、CEFR、Lesson Studyなどに興味を持つ
西野 孝子 (ニシノ タカコ)  
神田外語大学英米語学科特任准教授。テンプル大学日本校大学院にて教育学博士を取得。中学・高校の教諭を勤めた後、大学の教職課程に携わり、「英語科教育法」「教職実践演習」などを担当。主な研究領域は、言語教師認知研究、多読、第2言語習得への社会認知的アプローチ(Sociocognitive Approach to SLA)など
江原 美明 (エハラ ヨシアキ)  
神奈川県立国際言語文化アカデミア教授。MS.Ed.(英語教育)(テンプル大学)。神奈川県立高等学校教諭、総合教育センター研修指導主事、県立外語短期大学准教授を経て現職。学習指導要領(高等学校外国語)改訂に係わる研究協力者。現在、中学校・高等学校英語教員研修を担当。言語教師認知研究、言語学習方略、教師の英語運用能力向上などに興味を持つ
長嶺 寿宣 (ナガミネ トシノブ)  
熊本大学教育学部・大学院教育学研究科准教授。龍谷大学アフラシア多文化社会研究センター客員研究員、Ph.D.(英語教授法)(ペンシルバニア州立インディアナ大学)。熊本県立大学文学部准教授等を経て、現職。第2言語習得と応用言語学の研究動向を精察しつつ、言語教師認知、英語教員養成、外国語教育政策の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)