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捕食者なき世界

文春文庫 S12−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-16-790112-7
4-16-790112-9
税込価格 902円
頁数・縦 443P 16cm

商品内容

要旨

2005年、科学誌『サイエンス』に掲載された論文は、世界を驚愕させた。地球規模で起っている生物多様性の減少は、実は一万五千年前から起っている。即ち人類が大型捕食動物を次々と絶滅に追い込んでいったがゆえに起っている。その解決策は、滅んでいったライオンを、あるいはオオカミを再び、例えばアメリカに放つことである。

目次

ハイイログマとの邂逅
ヒトデの腕
捕食と進化
ラッコが守る森
恐るべきハンター
生態系のメルトダウン
バンビの復讐
小さなモンスターたち
恐怖によるコントロール
ピューマが守る谷
アメリカ再野生化プロジェクト
孤独な捕食者
人は再び自然を愛せるか

著者紹介

ソウルゼンバーグ,ウィリアム (ソウルゼンバーグ,ウィリアム)   Stolzenburg,William
『ネイチャー・コンサーバンシー』誌で編集者を15年間務めた後に独立。保全生物学について20年以上にわたり取材を続け、同誌のほか『サイエンス・ニュース』誌、ワシントン・ポスト紙などに記事を書いてきた。『捕食者なき世界』が初めての著書である。野生生物の研究によりニューメキシコ州立大学で修士号を取得。現在、ウェストバージニア州シェパーズタウン在住
野中 香方子 (ノナカ キョウコ)  
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)