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TPPの何が問題か

出版社名 緑風出版
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-8461-1406-0
4-8461-1406-6
税込価格 1,944円
頁数・縦 188P 19cm

商品内容

要旨

貿易自由化は、経済の国境の壁を「貿易障壁」という言葉で排除してきた。この壁が取り払われれば、すべての企業が同じ条件で競争することを強いられる。このことは、巨大多国籍企業が思いのまま世界を蹂躙できるようになることを意味する。米国を軸にしたTPPは、レベルの高い自由化を目指しており、原則的に例外は認められない。また、ISD(投資家国家紛争処理)条項で投資家の訴えを認めたり、「ラチェット条項」で後戻りを認めない規定も設定されると予想される。そうなれば、自給率が低い日本の農業は壊滅的な打撃を受け、遺伝子組み換え食品や感染症の危険のある牛肉などが我々の食卓を占拠することになる。いま必要なのは、世界の農民、市民と連帯して、このグローバリズムに立ち向かうことである。

目次

第1章 相次ぐ食をめぐる事件発生とグローバリズム
第2章 TPPが脅かす食の安全
第3章 食肉支配と動物感染症の拡大
第4章 進む種子支配・食料支配
第5章 遺伝子組み換え作物で事件続出
第6章 経済成長戦略下のiPS細胞とSTAP細胞
第7章 TPPによる知的所有権強化の狙い
第8章 福島第一原発事故の三年後と脱「脱原発」へ
第9章 踏み込んではならない領域―核・バイテク・ナノテク
第10章 グリーン経済という虚構と我々が望む未来

著者紹介

天笠 啓祐 (アマガサ ケイスケ)  
1947年東京生まれ。早大理工学部卒。現在、ジャーナリスト、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表、市民バイオテクノロジー情報室代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)